結婚式もDX化?

松岡です。

 

新しいニーズを開拓するには、物事の”不”を見つけることが大切です。

 

例えば、SuicaPasmoなどの交通系ICカードは「いちいち切符を買うのは面倒」

という”不”から誕生しました。

 

話は変わりますが、ちょっと前に学生時代の友人の結婚式に参列しました。

 

この結婚式、一般的なものとは違うところが2つありました。

 

それは「招待状」と「ご祝儀」です。

 

一般的に結婚式の招待状は郵送で届き、受け取った人は同封されている

返信ハガキに必要事項を記入して返送します。

 

そして当日はピン札の万札を数枚用意しご祝儀袋にいれて受付で渡します。

 

しかし、この長年の風習は忙しい現代社会において、

 

・返信ハガキを記入してポストまで行くのは面倒

・ピン札やご祝儀袋の用意が面倒

 

と思っている人も正直多いのではないでしょうか。

 

そこで、私の友人は

・出席の返事は招待状内にあるQRコードからオンラインで返事

・ご祝儀も事前にオンラインで振り込み制

 

という手法にしました。

 

この子は某大手IT企業勤めなのですが、さすがだなと思いました(笑)

 

そうした理由を聞いたら、

「自分がいつも面倒だと思うことを参列してもらう友人にしてほしくなかった」

と言っていました。

 

たしかに、彼女の人の結婚式への参列回数は数知れなかったので、そこから感じた結婚式への”不”への対策だったのですね。

 

「面倒だ」と思う気持ちは物事の効率化に大切な感覚です。

 

日常の中で、慣習化して無意識にやっている面倒な作業も実は改善できる、もしくはいらない事だったりするかもしれません。

 

 

 

 

 

びっくり!世界のマーケティング

松岡です。

 

「~ドォミノォピィザ♪」のCMでおなじみ

 

世界ナンバーワンの宅配ピザチェーン、”ドミノピザ”は皆さんご存知ですか?

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ドミノピザ



 

 

学生時代のホームパーティーにはデリバリーピザはつきものでした。

 

 

そんなドミノピザですが、昨年末オーストラリアでちょっとびっくりしてしまうようなキャンペーンを打ち出しました。

 

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Pizza giant Domino’s is offering 60 years worth of free pizza to one Australian family who name their newborn baby born in Australia on Wednesday 9 December either ‘Dominic’ or ‘Dominique’. Credit: Supplied

その内容は、

 

現地時間の2020年12月9日(水)にオーストラリア国内で誕生した赤ちゃんにドミノ・ピザに由来した名前をつければ60年間のピザが無料!

 

ドミノ・ピザに関係する名前なら何でもいいというわけではなく、赤ちゃんの性別が男なら「ドミニク(Dominic)」、女なら「ドミニーク(Dominique)」と名付けなければならないそうです。

 

 

なんともぶっとんだキャンペーンですね。

 

 

でもこういった発想は動物病院様でも取り入れられるのではないでしょうか。

 

たとえば、

・動物病院の開業した年の同日に生まれた子は毎回トリミング50%off!!

・○○動物病院へ来院される○○ちゃんは毎回診察料30%off!

・院長が飼っている犬と同犬種で同じ名前の子には毎回フードサービス!

 

 

などなど。

 

飼主様からしても、自分の家の子と共通点がある病院には親近感を感じ、さらに割引もしてもらえるなら、動物病院にとってのファンになる確率が高いです。

 

さすがに「一生無料」は動物病院では難しいですが、ちょっとしたサービスを提供するのは飼主様満足度を上げ、固定化につながるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

動画へのシフティング

松岡です。

 

”動画へのタスクシフティング”

 

こちらは第71回セミナーでもでてきたワードですが、今後業界問わず、動画化への傾向が強まっています。

 

今回は求人広告を動画化したことの成功例をあげさせていただこうと思います。

 

 

求人情報サイト「doda」がサイトに掲出する求人広告を動画化するサービス「dodaプライム」を開発しました。

 

その背景には求人情報はコモディティ化(差異がなくなること)し転職希望者の興味をより喚起できる新たな手法が求められていたことがありました。

 

そこで「dodaプライム」にて各会社が30秒の求人動画を載せるサービスを始めました。

 

するとそうでない場合と比べてなんと、1.3倍の応募がありました。

 

 

転職者にとって求人情報はあふれていますので、動画でその会社や病院の様子が伝えられるとイメージが付きやすく、応募へのハードルが下がります。

 

院内の雰囲気だけでなく、スタッフの1日、教育スケジュールといったものを分かりやすく伝えるには動画が一番です。

 

 

採用に困ってらっしゃる病院様は多いと思います。

 

 

少しでも興味をもってもらい応募につなげ、内定にもっていくためには求人広告の動画化からはじめてみてはどうでしょうか?

 

Masks are like Opinions

松岡です。

 

突然ですが、皆さんは今日の朝読んだ新聞の広告をひとつでも覚えていますか?

 

おそらく忘れてしまっているほとんどではないでしょうか。

 

 

ドイツの心理学者エビングハウスによると、人は覚えた内容を

 

20分後:42%を忘れる

1時間後:56%を忘れる

1日後:74%を忘れる

1週間後:77%を忘れる

1ヶ月後:79%を忘れる

 

ことが実験で分かりました。

 

人は1日経過しただけで半分以上忘れてしまうのです。

 

つまり、インパクトのないものは即座に忘れられてしまうのです。

 

そんな中、最近私が見たもので1度見ただけで忘れない広告があったのでご紹介します。

 

 

 

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ニューヨークの地下鉄にある啓蒙広告

 

こちらはニューヨークの地下鉄に貼ってある啓蒙ポスターです。

 

Masks are like opinions (マスクは意見に似ている)

Everyone shold have one (みんなが持つべきものである)

Stop the spread.Wear a mask. (感染拡大を止めよう。マスクをしよう)

 

非常にシンプルですが、伝えたいことが簡潔に伝えられています。

 

こちらの広告が非常に上手だと思う背景には以下の2点を上手に掛け合わせていることが考えられます。

 

・マスクを常時着用しなければいけない不快さ

・差別や偏見などをなくし多様性をみとめてお互いの意見を尊重しあおうという風潮

 

それぞれがマスクをすること(ネガティブなこと)=それぞれが意見を持つこと(ポジティブなこと)

 

うまくネガティブなことをポジティブなことに刷り込みをしようとしています。

 

こういったことは広告やメディアならではの手法だとおもいます。

 

例えば、飼主様にとって

 

ワンちゃんに健康診断をする=(ネガティブなこと)面倒くさい

高額医療費がかからない=(ポジティブなこと)早期発見、病気グレードが低い

 

「こまめに健康診断を受けることは、飼主様の経済的負担をへらします」

 

こういったようにネガティブなことをポジティブなことに変換する刷り込みのような表現はキャッチコピーなどを作るうえで使えるテクニックです。

 

みなさんもぜひ考えてみてくださいね。

 

カリギュラ効果を利用した、見られる資料

松岡です。

 

色々な場所で無料の資料や広告物を配布されることがあります。

 

しかし、そういったものを見ずに捨ててしまう方が多いのではないでしょうか?

 

実際私もあまり読まずにゴミ箱へ…ということがほとんどです。

 

しかし、先日もらったもので面白いものがありました。

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映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」劇場入館時にもらった冊子

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【ネタバレ注意】DO NOT OPEN THIS BEFORE WATCHING THE MOVIE

「映画を見終わるまで開くな」

 

 

入場時に配られるものは本来ならば、席につき映画が始まるまでの時間に見てもらうことを想定して作られます。

 

しかし、こちらは映画を見終わるまで開けるな、との指示があります!

 

開けるなと言われると開けたくなるのが人間の心理ではないでしょうか。

 

ここで見る人と後で見る人はそれぞれだと思いますが、映画が終わった後も楽しめる工夫がしてありますね。

 

 

禁止されるほどやってみたくなる現象をカリギュラ効果と言いますが、こういったものに取り入れるのは面白いですね。

 

 

例えば、デンタルケア推奨の資料の表紙に

「ワンちゃんの口が臭くないなら絶対に見ないでください」

と書いてみてはどうでしょうか。

 

口が臭くないワンちゃんの飼主様も思わず見てしまうと思います。

 

こうした人間の心理を利用した見せ方を動物病院さまでも取り入れると、見てもらえる確率が上がるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

働きやすい動物病院を作りましょう

松岡です。

 

突然ですが、皆様は36協定はしっかりと結んでおりますでしょうか?

 

従業員の労働時間が1日8時間以内、週40時間以内、法定の休日に出勤がない、

という場合は問題ないのですが、ほぼすべての動物病院様でこちらの条件は当て

はまらないと思います。

予期せぬアクシデントで時間外労働が発生することなど日常茶飯事だと思います。

 

 

上記の条件を超えた労働時間を従業員にさせる場合は、院長と従業員代表との間

で36協定という協定を締結し所轄の労働基準監督署へ提出しなければ法律違反

となってしまいます。

院長が一方的に指名したり、一定の役職者を自動的に従業員代表にすることはでき

ません。また、複数病院を経営している場合、それぞれの事業所で協定を締結する

必要があります。

 

 

36協定の時間外の労働には「月45時間・年間360時間」の上限があります。

これを越えることはできません。

 

 

時間外労働を行った時間分、は基本的には時給換算で1.25倍の割増賃金を支払う

必要があります。

 

例えば最低賃金が時給900円の地域とすると、

正社員の看護師さんで完全週休2日制、1日8時間労働、毎日1時間ずつ時間外労働

をすると仮定すると、

 

900円×8時間×20日間+(900円×1.25)×1時間×20日間=166,500円

 

時間外労働45時間を含めた固定月給制の場合の月給は最低

900円×8時間×20日間+(900円×1.25)×45時間=194,625円

 

になります。

 

これが9:00~19:00までの診療時間の病院の最低月給です。

 

 

時間外が頻繁にある際の救済措置として「変形労働時間制」や「固定残業制」

という働き方が認められています。

法定労働時間の範囲内で繁忙期や閑散期に合わせて勤務時間を調整することで、

割増賃金が発生しないようにしたり、事前に想定しうる残業時間分を毎月固定

で支払うよう取り決めておき、それ以上の残業が発生しにくくする働き方の事です。

 

 

働き方改革も進み今後労働環境をクリアにすることはとても大事なことになって

きます。

 

就活する獣医学生も「プライベートとの両立ができる」という要素を最も重要視

する傾向が強い現状です。

 

自分の動物病院を守るためにも、スタッフの労働環境をきっちりと整えてあげることは

とても大事です。

 

36協定はしっかりと結んでおきましょう!

 

 

 

 

ソーシャルメディアが顧客接点の重要な鍵に

松岡です。

 

コロナが世界的流行「パンデミック」認定されてから約1年が経ちました。

 

残念ながら未だ収束したとは言えず、苦境を強いられている方も多いでしょう。

 

コロナは人々の生活スタイルに多くの変化をもたらしました。

 

人との接触が敬遠されることにより人々がソーシャルメディアを利用する

時間が世界的に伸びているというデータがあります。

 

全体の55%の消費者がソーシャルメディアを利用してモノを購入した経験があり、

コロナ流行以降は17パーセントのユーザーが利用を増やしています。

 

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ソーシャルメディアの台頭について(ローランド・ベルガー)

 

 

この傾向は特に若い世代で顕著で、Z世代の7割以上がコロナ禍でソーシャルメディアを利用して買い物をしています。

 

オンライン購買においてソーシャルメディアの重要性は高まっていると言えます。

 

企業もインスタグラムやツイッターYoutubeチャンネルを開設しているところも増えてきました。

 

こういった時代の流れに取り残されないためにも、自分のところはいいや、と思わずにインスタグラムなどから始めてみるのはいかがですか?